竜ヶ石エリアのフライト報告6
Dragon Stone

by 上天丼ry

注.このページは上天丼ryが竜ヶ石を飛んだときだけ更新されます。
  竜ヶ石エリアは毎週オープンしているのでお間違えのないように。

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7月21日(日) 曇りフライト

 昨夜の予報では南西5m/sの風だったので、半分やる気をなくしていた。
 朝、ゆっくりコーヒーを飲みながら、昨日の帰りに津ヶ○さんが言っていた”掘削刃”の特許検索などをしながら過ごす。
 今は曇っているけど、晴れてくる予報で、風も南西4m/sに変わっている。これは参加しなくっちゃいけないので、ちょっと遅れたけど竜ヶ石に行きました。

 予報では、風の立ち上がりは1時頃からなので、丁度いい感じ。既に鶴○、マル、哲、浅○さんが上がっているがまだ出ない。神○、内○、藤○、美津男さんと共に2便で上がります。

 上空は北西の風で、裏でできた雲がかぶって日が差さない時間が多かった。  浅○さんが低い所から復活したあたりからフライトタイムとなる。でもそんなに上がらないなーと贅沢を言いながら待機。一番最後になる。
 そろそろ2時だし、待ち倒してもつまらない。日差しが来そうな気もするし。出てみましょう。

 渋いけどそれなりにリフトは有る。低くなると挽回が苦しいがなんとか耐える。
 LDあたりの平地に薄日が差したので期待して行くと、いい感じにリフトが出ていた。ようやく雲底にいけるかも♪ と思いつつせっせと上げるが600mあたりで見失う。せっかく沖で高度を稼いだので、更に沖を攻めてみた。雲が厚いのが吸い上げで良いのか(TOや西方向)、雲と青空の境が良いのか(南東方向)なのですが、迷わず南東へ。結果、外れ(当てられなかっただけかも)で、万事休す。
 曇っていた割にはそれなりに楽しいフライトでした。(TO=359m LD=33m 14:00-15:27 1h27min)



7月7日(日) 七夕フライト 渋!!

 梅雨が明けました。ちょっと早い。で、いきなり35[℃]越えの猛暑に突入。変な気候です。天気は良かったのだけど、大気の循環は停滞気味。サーマル雲が出ないとテンションあがりません。
 竜ヶ石のTOにはハイカーが大勢いて、飛び立つのを期待している。でも、リフト不活発そうなので様子見です。2時頃から飛んで、3時頃から雲が出始めたら、そこから1時間飛んで2時間コースを考えていました。
 F井さんは元気に1時頃から飛び始める。後から思えばこの時間がそこそこ上がった時間帯でした。

 2時になるので出てみる。渋い。TOより低い高度でふらふら飛ぶのが精いっぱいです。先に飛んでた人たちは、そろそろ飽きて、渋いのがつまらなくて、降りていく。美津男さんと粘っていたがお互いに低い。

 とうとう一人。雲は湧いてこない。こんなときどれだけ頑張れるかが課題なのだが、やはり粘りは足りなくて降っちゃいました。
 一瞬だけTO上空に雲が湧く。粘っていたらもしかして・・・。今空に居て試したかった。でも、すぐ終わっちゃいました。(TO=359m LD=30m 14:02-14:46 44min)

 LDは蒸し暑くて熱中症になりそう。早々に片付けてさっさと帰る。帰り道、”水シャワー”のことばかり考えていました。
 暑い夏の始まりです。



2013年6月30日(日) ぽろっと行けちゃうのね 尉が峰

 梅雨前線がなぜか南に下がった梅雨の晴れ間。昨日は、金曜日飲み過ぎ、風強そうということでパス。今日の朝になって南東4m/s程度の予報となったので、のこのこエリアに行ってみました。
 浜松市内は晴れ間もあったが、お山の天気は雲が多い。湿度いっぱい。昨日は結構良かったらしいが、今日は時間稼ぎのリハビリフライトかも。木下さんと浅田さんが近くの農家から夏ミカンをいっぱい譲ってもらってきたので、おすそ分けをもらう。”ハチミツみかん”を作りましょう。(本編を参照ください)

 今日のメンバーは浅田さん、山名さん、鶴山さん、遅れて津ヶ谷さん。シッカリ曇りの中、東の風がだんだん南東になってくるタイミングで、お試しで出てみる。(TO=359m 12:06)
 曇りなので渋い。なんとか耐えて盛り返すがリフトが続かない。雲が有るんだから雲底に行きたい。余裕ができたら雲底への道探しで高度を使い果たしまたピンチになる。

 あれこれ試したんだけど、上空が晴れて(地上には日は差さない)渋くなるタイミングで低い所に居てしまい、作戦ミス。耐え切れず降っちゃいました。(TO=359m LD=40m 12:06-13:11 1h5min)

 20分後に次の雲周期が来て、津ヶ谷さんが雲底近くまで上げて南に走る。それがやりたかったんだ〜。今、LDにいる自分が下手なのです。
 2時頃周期は終わった感じで只の曇りコンディションになる。でも、”もしかしたら”の希望もあるのでみんなでTOに上がります。

 2時半を過ぎ、普通ならコンディションが垂れる方向だが、南からだんだん晴れ領域が押してきて、今日初めてのまともな太陽が照ってくる。チャンスかもしれません。
 TO上空に雲が湧き、TOへの風もしっかり入ってくるまで待つ。いい感じになったので出ると、さっきよりもぼこぼことリフトの予感が有る。でもシンクもある。かなり下がってからやっとお助けサーマルにしがみつく。しがみつく。更にしがみつく。600mあたりまではサーマルが不安定で、乗継タイミングを計りつつ上げる。600mで迷子になるが、幸いしっかりしたリフトを見つけて上げて行く。ここで、気層がひんやりして上げが調子よくなる。雲底までしっかり上げます。

 南に行くのだが、ちょっと西に振ってから、連なっている雲底をアクセル1段で走る。リフトを使えて、いい感じに細江の尾根に出る。雲は元気で、ここでも高度を稼ぐ。ターゲットを国民宿舎にするか尉が峰にするか迷ったが、国民宿舎は行ったことが有るので、尉が峰に向かう。東風が有るので、帰りのマージンをなるべく残したい。

 尉が峰から三ケ日エリアを望む。このパターンは何回かトライしようとしたが、いつも細江の尾根で上げきらなかったので実行していなかった。あきらめムードの棚ボタコンディションでできちゃうもんなんですね。

 三ケ日のTOに行くかどうか迷うが、止めておく。帰りは東風で苦労するかもしれないので、マージンを持って帰り始めます。
 雲の張りがまばらになってくる。崩れかけている雲はほとんど吸い上げが有りません。そして東風。結構きつい。上手く上げれば国民宿舎にも行きたかったが、断念。ちょっとは使えそうな雲を選んで進むがいい上げはゲットできませんでした。(三ケ日TOに行かないで良かったみたい)
 エリアに帰るとエリアから東は晴れ状態。リフトが期待できるのではなく、周りの雲に対して下降気流が気になる状態です。

 山には着いたが、あまり粘らずにLDへ。延び気味でギリでした。(14:53-15:48 55min)
 パッキングしていると、エリア上空にいい雲が湧いてくる。もうちょっとしつこく飛んでも良かった気がする。”なんであの場面であんなに粘れる(がんばれる)の”の問いに、”粘っていればなんかいいことあるかもしれないから”と言っていたラムエッティの中川さんの言葉を思い出した。


2013年6月8日(土) 久しぶり リハビリフライト

 久々で飛ぶ手順を忘れていそうで不安です。今日の予報は、南向きながら昼から風が強め。許容範囲ならリハビリなので長い時間飛ぼうと思いますが、変な風なら夕方フライトでも構わないというスタンスです。
 エリアに着くと丁度シャトルが行っちゃった後で、藤井さん、雅人さん、津ヶ谷さんと待つこととなる。先に上がった3人が出てもシャトルは来ない。おかしいな〜と思ったら、木下さんもTOに上がっていて、テイクオフを手伝っていたようです。次がいますのでよろしくです。

 天気は良いと思う。雲が張ったり消えたりでちょっと忙しい。上空の風は北西。梅雨時の割にはややこしい風のようです。
 11時頃飛び始めた人たちは結構上げて、でも雲底にいけな感じ。これが続いてくれれば雲底フライトも可能だな〜。リハビリの割にはいろいろ楽しい可能性を考えちゃいます。

 TOはハイカーでいっぱい。いろいろ質問されます。強めながらいい感じの風なので、答えながらも準備を進める。でも、藤井さんと共にスタンバイしたあたりから更に風が強くなり、東山上空で飛んでいる機体が止まって見えるようになる。アクセル踏むと前に出るようだけど、煽られてぐらぐらしているし、リフトもぼこぼこしているというレポート。藤井さんに合図して、自分はハーネスを脱いで風待ちとしました。

 藤井さんは出る。別に荒れているというほどじゃないけど、大して上がらないし、ぼこぼこで楽しくなさそう。おまけに、LDが降りにくそうでした。LDに人間は入るがグライダーは田んぼに降ろす人、全然違うところに下りる人、LDを通り過ぎちゃう人、いろいろでした。

 津ヶ谷さんと2時まで待っていい感じになってきたので飛んでみる。TOの風に弄ばれてなかなか出れませんでした。出ちゃえば安定。風が変に当たっているのか、風が巻き上げられているのか、局所的には変にテンションが抜ける領域が有るものの、全体的にはリハビリに適した条件でした。もうちょっと上がると楽しいのだけれど。

 結局、津ヶ谷さんや山名さんと上がりもしないコンディションでだらだらと2時間半飛んでいました。でも、やっぱ飛ぶの楽しいですね。改めて感じました。

 体重の入れ具合とか、あれこれオーバーアクションで試していたのですが、これがたたって、LDに下りたら腰が張って動けない。なんとかパッキングするが、気が付くと足が棒になっている。まるで2時間以上歩き続けたかのようです。その夜から筋肉痛。栄養つけてさっさと横になる。基礎体力(飛ぶための)がかなり落ちています。
(TO=359m LD=30m 14:12-16:44 2h32min)



2013年3月30日(土) とりあえず、今年初

 春の風は読みにくい。今日は、ウェザーニュースの予報は南4m/sだが、GPVで見ると西/東風のシアーで丁度中和した結果だ。行き場のない南風が強くなるかも。シアーがずれると、本気の東風もしくは西風で手が付けられないかも。弱い当たりならやりたい放題、でもクロカンは東に行っても西に行っても追い返されそう。なんていろいろ考えながら、今季初めての竜ヶ石です。

 結果、行き場のない強い南風。飛ぶ気にならずLDで待機。1時過ぎになってLDは少し落ち着いてきた感じなのでTOに上がってみる。藤○さんは時間切れ、哲さんと鶴○さんは見学モード、自分と山○さんと水○○さんがとりあえず様子を見るため上がります。
 Toは、強烈東風、南風、たまに南西風。普通はToには上がってこない風が吹いていました。3時半まで待ってようやく落ち着いてきたので飛んでみる。水○○さんは真中が絡んでいて安全に降ろす。自分と山○さんはTOレベルで30分ほど飛びました。西風が押してきて強めに感じたので、さっさと降ろして終了としました。

 何はともあれ、安全に、ちょっと楽しく飛べたので良かった。TOで風待ちであれこれ過ごすのも、ハイキング気分でそれなりでした。もう春ですね。
(TO=359m LD=30m 15:51-16:22 31min)



12月21日(金) 高層雲ながら意外と飛べた

 有給は取ったものの、”外した”感バリバリの朝でした。2日前の予報はあまり当たらない。当たらないのは分かっていたのだけど、木曜日は出張で有給を申請する暇がないので水曜日に決断となった。天気の移り変わりが早く、木曜の夜の新幹線での確認では、晴れ→曇り。猪頭はあきらめムード。竜ヶ石に賭けましょう。

 LDに着くと木下さんが迎えてくれる。飛ぶのは自分一人なのでちょっと申し分けない。高層雲がしっかり張っているので飛ぶ気にはならないので、様子見となりました。
 この頃左旋回で体重が上手く入らない。小屋のパイプを使った即席シミュレータで確認してみます。

 カラビナ位置は平行なので問題なし。あれこれ試した結果、左の背もたれが立っていて、体が起こされているらしいので、ベルトの余り長さで判断せずにフィット感で修正してみました。
 結果、いい感じで左旋回できるようになった。今日の収穫です。

 さて本題。12時前に日が射してきたのでTOに上がる。高層雲の大きな切れ目が来たので、晴れ間が出てきて好転しそう。しかし、日差しで低層の薄雲が湧いて太陽を隠してしまう。ありがちなジレンマ。それでも、低層の雲が移動した後は、半分加減で日差しが戻る。今日はここがチャンスと判断しました。

 西を探ったロスがもったいなかった。東山に振りなおしたが低い所でリフト探しが始まりピンチです。200m強でようやく引っ掛かりをヒット。左旋回がスムースに入り、いい感じで捕えることができる。大事にトレースするとだんだん安定したリフトを捕えることができる。意外と形のいい(小さいけど)長続きするリフト。上げるほどに気温の低下を感じ、気温差でしっかりしたリフトになっていることを感じる。800mながら結構寒い。でも、ここで頭打ち。1000mまで行ったら富幕山にトライしようかと思ったが、上げきりませんでした。

 とりあえず西に移動。尾根先を越えて、谷向こうの山にアタックしかける。ここでいい感触が有れば突っ込んで、上げれば南に出てオレンジロードを攻略したいところ。でも、そんなに都合よくは運ばず、ヘロヘロと戻る。
 途中で緩いリフトを当てたのでゆっくり回す。ついでにデジカメをフロントバッグの前に固定してビデオを撮ってみます。デジカメ設置でいい加減に旋回していた割に、1周リフトするようになり、弱いながらも楽しく回す。既に完全な雲状態となり、弱くてもリフトするなら貴重品です。

 東山に戻ってなんとかリフトを上げるが500m程度。そろそろ閉店ムードです。
 曇って、残りエネルギーも尽きてきたようでエリアが静かになっていく。後は、綺麗に降りることを考えます。例によって、ビデオでは最後にこけた様になってるけど、着地の時にカメラが横向いただけです。(TO=359m LD=30m 13:00-13:55 55min)

お試しビデオ



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